1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅳー30:世界平和を願って:高比良綾子(岡井葉子母) 北部九州の梅雨明け宣言のニュースを聞きながら私は、昨年のちょうど今ごろの事を思い起こしています。 ボストンで結婚した娘夫婦から、八月の末には帰国出来そうだといううれしい便りをもらったのでした。そして、あの信じがたい悪夢 […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅳー29:レクイエム”M&Y“:岡井亨(岡井真父) 悲しみには色彩がある 真と葉子は なんと美しい いろどりの悲しみを 私たちに残したのだろう 真と葉子のしぐさを想う あごがキュッと 痛くなるような悲しみがわく やがて 悲しみは 静か […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅳー28:余田和子の想出:余田さかゑ (余田和子母) 余田和子、昭和二十九年十一月十一日、兵庫県多紀郡篠山町日置一四四番地、余田文三四女として出生、健康でとても明るい性格でした。小学校からお習字がとても大好きで、よくおけいこに通いました。城東中学校では水泳がとくいで、よく […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅳー27:遺児を守して:祖父白石茂(七六才・山口三喜雄義父)・孫白石泰慶 (二才・山口三喜雄長男) 「生涯をかけて育てん父亡き孫 余命幾何ありやその日まで」 全てに優先して遺児を守したいと思う。雨さえ降らなければ、孫を自転車に乗せて近くの河川敷に遊びに行くことにしている。途中幾つかの信号がある。 […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2026年7月26日 yamaguchi 遺族会文集(三) Ⅴ:お父さん:大阪鳴・舞(大阪徳之長女・次女) お父さん元気ですか。私もお姉ちゃんもお母さんも、元気でがんばっています。お母さんは、夜おそまでお店で働いて、その間二人で、るすばんをしています。私はソロバンと習字をがんばって、お姉ちゃんは、プールと習字をがんばっています […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅳー26:つれづれなるままに:山口一江 (山口正一母) そう、私達夫婦が正一君と最后に別れたのは昭和五十八年六月五日京都駅のプラットホームでした。幼い娘二人をつれ(男の子は母親と教会へ行きました)私達を見送りに来てくれました。電車の来る間正一君は子供達を細かく世話をして飲物 […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2026年7月26日 yamaguchi 遺族会文集(三) Ⅳ:清き瞳:白石茂 (山口三喜雄義父) 黒を白と言いはる国の人々も 人の子ならんと思い度きしに 妻や子を失ひし人に比ぶれば 孫に生きる我悲しみなかば 判決に間に合うや否や我が命 孫の為にぞ老に鞭打たん テレビには華々しく写れども 裁判所への道足 […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅳー25:目標:真野良子 (真野小百合母) 昨日夢を見ました。 白いTシャツに黒っぽいジーパン姿 小百合が玄関に立っているのです。「ただいま、おかあさん。」「おかえりなさい!」 片足をあげてサンダルをぬいで私を見てもう一度云いました。「お母さん、ただいま。」「お […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2026年7月26日 yamaguchi 遺族会文集(三) Ⅳ:九月一日大韓航空機撃墜事件を悼んで:福居真理恵 (羽場由美子友人) 夏無残平和の空に子は散華 飛行機の事故を告げしよ防災日・・・・・・余りにも悲しい皮肉でした サハリン沖菊花投げ込む母哀し
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅳー24:一度だけ逢わせて下さい:羽場由美子(羽場弘樹母) 私は弘樹の事をどれだけ 知っていたでしょうか “ママ”から“おふくろさん”と呼び方も変り 少しづつ親から離れていきました そういう息子がたのもしくもあり ちょっぴり淋しくもあ […]