1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅲー2:君は何を信じて……:※※保 (中尾修視・高校同窓生) あの日からもう一年になろうとしている。高校時代の同期生有志達でつくり始めた文集「君は何を信じて――中尾修視君を偲びて」も、やっと最終稿が仕上がり、完成の日を待つばかりとなった。 中尾君と私とは、高校時代は共に陸上部で走 […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2026年7月26日 yamaguchi 遺族会文集(三) Ⅱ:決っして忘れられない九月一日:高倉靖子(河野富子従姉妹) あれから早や一年五ヶ月も経った。 一日の仕事を終え、帰宅してテレビのスイッチを入れた瞬間、ニュースで流れる画面に、「ソ連軍用機に撃墜された大韓航空機KAL007の日本人乗客の氏名は・・・・・・」と言うアナウンサーの声 […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅲー1:「トミちゃん、元気ですか?」:※※和香 (河野富子さんの友人) 「もしもし、トミちゃん、元気? 今京都駅に着いたの。今からそっちへ行ってもいい?」 「アッ、和香ちゃん、久し振り、元気だった?待っているから早くおいでヨ。」 これが私達のいつもの会話でした。トミちゃんと私が出会ったのは […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅱー4:家族の死を活かす道:小林啓一郎(小林正一・郁子長男) (一)大韓航空機撃墜事件の特異点 一九八三年九月一日に発生した大韓航空(KAL)機撃墜事件は、ソ連の領空を侵犯したKAL機を、ソ連がスパイ機とみなして撃墜したというものである。この事件と、他の航空機事故との一番大きな違い […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅱー3:「尽きぬ想いの中で」:多田信子(河野富子姉) 心を染めてしまった悲しみの色は、消えません。貴女に、とうとう一通のエアメールも出さずじまいでした。 今になって悔やんで居る私を、許してくれますか?だって、貴女が今までと同じ様に元気で帰国し、懐かしい笑顔で意気揚々と私を […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅱー2:ブラック・ボックス、やーい!:大阪健 (大阪徳之兄) RC 135 × KE 007 / R 20 = 269 権威あるICAOの先生 英知をしぼって問題にとり組めど解けず、これは問題の、イン・ ブット・ミスだらうと逃げる。真実は一つ。うそで固め、固め通されると、真実まで […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集(二) Ⅱー1:私の出会った証言:宮岡英夫 (石原益代女婿) 六月十日日曜日、私とS夫妻はあるそば屋で天ぷらそばを食べ終って、お茶を呑んでいました。その日は知人のS町子さんに、土地か家を買いたいので私に一緒に下見に行って下さいと頼まれていました。S町子さんは、運輸省に勤務する夫と […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅰー7:手紙:武本富子 おばさま、お手紙とお写真ありがとうございました。お人柄そのままのおやさしいお手紙、何度も読ませていただきました。母が病室で宝物のように大切にして見ていた写真と同じものを、今日自分のものとして見ることが出来、本当にうれしく […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅰー6:ボストンからの手紙:岡井 真 ・・・・・・母さん It is important thing.(これは重要なことだけど) KALは絶対に乗らない方がいい、North west でくるべきだよ。・・・・・・ 父さん、昨日、おやじの夢を見たよ。空港で、 […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅰー5:「母」:真野 小百合 「母」 十二月三十日 しっかりしている様で気の弱い 母アメリカへ留学させて・・・と云った日から四十三Kの体が三十六Kになってしまった 母ほんとにごめんなさいけれど私のことほんとに理解してくれて許してくれた! […]