1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2026年7月26日 yamaguchi 遺族会文集(三) Ⅳ:八月十五日 初盆を迎えて:高比良綾子(岡井葉子の母) おもかげに似た朝顔の花一輪 何時までも離れず追いくる精霊舟 盆提灯手を振るように波にゆれ 母も又乗って行きたし西方丸 つぎの夏迎い火焼く日想いおり 逝きし子は幼なじみの中に見ゆ 星の夜に小さく消えし盆提灯 手を振ってまた […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅳー22:どうしてですか?:羽場由美子 (羽場弘樹母) 昭和三十九年九月十八日午前四時二分、弘樹が産声をあげ誕生した時刻です。今ここに弘樹の母子手帳があります。 出生時体重 三・九四八キロ 身長 五センチ 一才時体重 一〇・一キロ 身長 六八・九 […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅳー21:兄は北の海に:初田美穂 (羽場弘樹従妹) 兄は北の海に眠っている 暗い寒い海の底に 飛行機は打ち落とされた だれひとりとして帰ってこない 彼らはそういう運命にあったのだろうか 運命を変えることはできなかったのだろうか 人は自分の力で運 […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅳー20:九ヶ月経った、今:小野高子 (中沢建志叔母) 昭和五十八年の九月一日、あのいまわしい大韓航空機事件の渦中にまき込まれ、義理の甥である建志君は、あたら若い命をオホーツクの海に散らせてしまったのです。 あれからもう十ヶ月が過ぎようとしているのです。然しあの日以来、義兄 […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集(二) Ⅳー19:平和のためにがんばって!!:熊倉登美子 (中沢建志叔母) ―将来を楽しみにしていた甥の死を見つめて― 「まさか、そんな事があってなるものか」という、信じられないような出来事が現実に起こってしまった。悪夢であってくれたらと何度思ったことか。あの好ましい青年は、もうこの世 […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅳー18:叔母と私:竹内碧 (富高八重子姪) 冨高八重子は私の父の異父妹です。父の父は日露戦争に出征し、帰還して身体が回復しないまま病死したと聞いています。父の母は再婚して八重子を産んだので、兄である私の父とは十九才の年令の開きがあります。私は父の末っ子ですが八重 […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅳー18:真実は一つ:飯野一正 (田中ケイ子義弟) 昨年九月一日朝交替勤務を終り、母親の入院先の県立中央病院に向う車の中でカーラジオから、KAL後行方不明のニュースを耳にした。帰路の便は記憶になく、対岸の火事的感覚できいていたのである。入院先の母も「ケイ子から連絡あった […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅳ-17:かえらない思い出:大場真紀子 (田中ケイ子従妹) 忘れもしません・・・・・・昭和五十八年九月一日、私はいつもの朝と同じように、ねむい目をこすりながらテレビのスイッチを入れていました。 ニュースでは、あまり穏やかでない飛行機行方不明の報道を何度も繰り返していました。そん […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2026年7月26日 yamaguchi 遺族会文集(三) Ⅲ:消えない疑惑 ― KAL機事件の真相究明を訴える:武本昌三(武本富子夫・潔典父) (一) あの忌わしい大韓航空機撃墜事件で、一瞬にして私が、妻・富子と長男・潔典(きよのり)を奪われて以来、間もなく一年になろうとしている。 一周忌に、二人の追悼のための本を出版する計画があって、潔典の友人から寄せられた […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2026年7月26日 yamaguchi 遺族会文集(三) Ⅲ:大韓機事件の真相明らかに:広瀬醇子 (小林正一妹) 大韓航空機撃墜事件が一周年を迎えようとしています。私は兄夫婦を失いましたが、関係方面の方々にはいろいろご尽力いただきまして、ありがとうございました。 家の大黒柱を奪われ、幸せな家族が、それからはばらばらに暮らさなければ […]