1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅱー3:「尽きぬ想いの中で」:多田信子(河野富子姉) 心を染めてしまった悲しみの色は、消えません。貴女に、とうとう一通のエアメールも出さずじまいでした。 今になって悔やんで居る私を、許してくれますか?だって、貴女が今までと同じ様に元気で帰国し、懐かしい笑顔で意気揚々と私を […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅱー2:ブラック・ボックス、やーい!:大阪健 (大阪徳之兄) RC 135 × KE 007 / R 20 = 269 権威あるICAOの先生 英知をしぼって問題にとり組めど解けず、これは問題の、イン・ ブット・ミスだらうと逃げる。真実は一つ。うそで固め、固め通されると、真実まで […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集(二) Ⅱー1:私の出会った証言:宮岡英夫 (石原益代女婿) 六月十日日曜日、私とS夫妻はあるそば屋で天ぷらそばを食べ終って、お茶を呑んでいました。その日は知人のS町子さんに、土地か家を買いたいので私に一緒に下見に行って下さいと頼まれていました。S町子さんは、運輸省に勤務する夫と […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅰー7:手紙:武本富子 おばさま、お手紙とお写真ありがとうございました。お人柄そのままのおやさしいお手紙、何度も読ませていただきました。母が病室で宝物のように大切にして見ていた写真と同じものを、今日自分のものとして見ることが出来、本当にうれしく […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅰー6:ボストンからの手紙:岡井 真 ・・・・・・母さん It is important thing.(これは重要なことだけど) KALは絶対に乗らない方がいい、North west でくるべきだよ。・・・・・・ 父さん、昨日、おやじの夢を見たよ。空港で、 […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅰー5:「母」:真野 小百合 「母」 十二月三十日 しっかりしている様で気の弱い 母アメリカへ留学させて・・・と云った日から四十三Kの体が三十六Kになってしまった 母ほんとにごめんなさいけれど私のことほんとに理解してくれて許してくれた! […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅰー4:大学時代、アルバイト先の塾生の卒業文集への寄稿文:中尾修視 もう大分以前になるが、一日海軍と同じ制服を着て高校の入学式に行った事を想い出す。スーパーマン養成学校との言葉に反発しつつ、クラブに自治会に、そして初めは勉学にも打ち込んでいた。毎日10km以上の走り込みと午前二時までの […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅰー3:高校2年~3年時の日記帳より:中尾修視 牛がみたいのさ 牛がみたいなあ明日は動物園へ行こうだけど 動物園には牛はいないだろうなー庭先にいる牛がみたいんだただなんとなくね俺れあ別に 牛を見て育ったわけでもないただ、田舎のおじいちゃんちのそばで庭に牛舎をつくって […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅰー2:詩:蔡洙明 1. いのち と きぼう 生きることはすばらしいだれもが いのちをもっているそして だれもがきぼうとゆめをもっている今 どこかでしあわせがまっている子どもは しあわせとゆめを おっかけていておとなは しあわせな気分で […]
1985年9月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 yamaguchi 遺族会文集 Ⅰー1:アメリカからの手紙:大背戸 みどり 圭介くん元気ですか?いよいよ高校進学のために頑張っていることでしょう。自分のため、本気で勉強して下さいね。バーバも初めての孫の主くんを応援します。でもたまには息抜きをしなくてはいけませんよ。身体が弱くては何にもなりませ […]